【廃車手続き】原付バイクの廃棄方法と処分費用(50~125cc編)

原付バイクの処分方法

事故で壊れてしまったので、原付を処分したい・・・。

もう何年も乗っていないバイクがあるので、廃車にしてナンバーを返却したい・・・。

でも一体どうすれば原付バイクを廃車にすることができるのでしょうか?

また、その処分費用の相場はいくらぐらいなのでしょうか?

そこで今回は、原付バイク(50cc以下;白色のナンバー、51~125cc;黄色やピンク色のナンバー)の廃棄方法や、処分に必要となる費用、具体的な廃車手続方法について、ステップごとに詳しくお話していきます。

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原付バイク本体を廃棄する2つの方法

まずはじめに、原付バイクを処分するための2つの方法についてお話していきます。

【廃棄方法その1】売却する

まずはじめに、原付バイクを処分する理由が事故などによるものではなく、バイクそのものがエンジンもかかるような状態の場合、インターネットなどで買取査定の依頼をかけて売却することができる場合があります。

最近では、エンジンの掛からないバイクでも少額ながら査定がついたり、無料で引き取ってくれることも増えてきました。

というのも、基本的に買い取られた原付バイクは別の人に売られてそのまま乗用として利用される他にも、エンジンがかからないバイクの場合、バラバラに分解して、部品ごとの修理用のリサイクルパーツとして売却することができるからです。

ただし、基本的には原付バイクはよっぽど人気のある車種などではない限り、買取価格が安値になってしまうことがほとんどですので、買取額に過度な期待をしないほうがいいでしょう。

ですが、次に紹介するスクラップ廃棄費用(約1万円前後)を支払うぐらいなら、少し手間がかかりますが、このような方法でバイクを売却廃棄(無料引取りでもラッキーと考える)してしまったほうがいいと思います。

また、このような買取業者にバイクを売却する場合、基本的には廃車手続き(または名義変更手続き)は業者側で行なってくれることが多い(有料になる場合もある)ので、そのあたりのことを自分でやっていくのが面倒な人は、このようなバイクの買取業者に依頼したほうがいいかもしれません。

【廃棄方法その2】スクラップ(リサイクル)にする

原付バイクが故障して動かなくなってしまっていたり、または事故などで全損している場合は、原付きバイクをスクラップする必要があります。

原付バイクのスクラップ費用の相場は約1万円ほど。

近所にあるスクラップ屋さん(知らない場合はバイク屋さんなどで聞いてみると良い)で廃棄してもらうことができます。

ここで知っておいてほしいことは、スクラップ屋さん(鉄屑屋さん)によってはリサイクル業務を行っているところもあり、原付きバイクを無料で引き取ってもらえることもあるということです。

例えば、原付きバイクが単に故障して不動になっている場合だけであれば、部品取り車として無料引き取りして、リサイクルパーツの再販で利益をあげるスクラップ屋さん(鉄屑屋さん)もあります。

また、リサイクルパーツとして価値の無いものでも、エンジン部分の金属が1グラム当たり◯円とか、アルミ部分1グラム当たり◯円、またフレーム(鉄)部分が1グラム当たり◯円などという感じで、バイクパーツとしてではなく、金属としてリサイクルして、利益を上げることができるからです。

ただし、分解分別できないほどぐちゃぐちゃに大破している場合、もう本当にスクラップにして埋立廃棄しなければならない場合は、廃棄費用を請求されることもありますし、スクラップ屋さん(鉄屑屋さん)によって無料引取りになるか、スクラップ費用を請求されるか異なることも多々あります。

可能であれば(面倒でなければ)、何軒かスクラップ屋さんや鉄屑屋さんを回って、見積もりを比べてみるといいと思います。

ただし、スクラップ屋さんにバイクを持ち込む場合、基本的にはバイクの廃車手続きを自分で行う必要があります。

原付の廃車手続きに必要なもの

ここからは、原付の廃車手続きで必要なものについてお話していきます。

【必要なものその1】標識交付証明書

原付バイクを廃車にするためには、標識交付証明書と呼ばれる書類が必要です。

原付の廃車手続きで必要な標識交付証明書という書類

この書類は、以前、原付バイクのナンバーを取得したタイミングで、同時に受け取っているものです。

この標識交付証明書があれば、簡単に廃車手続きを進めていくことができます。

もし、この標識交付証明書をなくしてしまった場合は、免許証などの身分証明書と印鑑(認印でOK)を持って原付バイクを登録した市区町村の役場の窓口(廃車手続きをする窓口と同じ)に行って再発行することも可能です。

ですが、同じ窓口で再発行手続きをした後すぐにまた廃車手続きするのは二度手間になるので、一度窓口の人に事情を説明して、一度に手続きできないか聞いてみると良いでしょう。

【必要なものその2】ナンバー

原付の廃車手続きで持っていくナンバープレート

原付バイクを廃車にする場合、ナンバーを返却する必要があります。

プラスドライバーと10mmのスパナで簡単に取り外すことができますので、廃車手続きをする際は、ナンバーを自分で取り外して持っていきましょう。

【必要なものその3】軽自動車税廃車申告書兼標識返納書

原付バイクを廃車にする場合、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書という書類が必要です。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書のフォーマット

この書類は廃車手続きを行う市区町村の窓口で無料でもらうことができます。

この書類の書き方は後ほど詳しく説明しますが、窓口の人に聞いても色々と教えてくれますので、心配しなくてもOKです。

【必要な物その4】身分証明書

原付の廃車手続きで必要な身分証明書

原付バイクの廃車手続きを行う場合、窓口で身分証明書を見せくださいと言われることがありますので、免許証などの身分証明書を持っていくようにしましょう。

【必要な物その5】印鑑

先ほどお話した窓口で貰える「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」には、印鑑を押す場所があります。

認印でOKですので、忘れずに持っていくようにしましょう。

なお、原付バイクの廃車手続きは手数料無料の場合が多いですが、稀に手数料が必要な場合がありますので、一度窓口に問い合わせてみてください。

原付バイクの廃車手続きの具体的な方法

ここからは、原付バイクの廃車手続きの具体的な方法についてお話していきます。

【STEP1】市町村の役場の窓口に行く

原付バイクの廃車手続きは、市町村の役場(住民票があるところ、区役所、市役所など)の市民税課というところで行うことができます。

まずはそこに行って、「原付バイクを廃車にしたいのですが・・・」と窓口の人に話しかけます。

すると、その場で原付バイクの廃車手続きに必要な書類などをチェックしてくれますので、事前に準備しておいた物を提出していきましょう。

【STEP2】申請書に記入する

原付バイクの廃車手続きに必要なものが一通り揃っているのが確認できたら、先ほど【必要な物その3】でお話した軽自動車税廃車申告書兼標識返納書がもらえます。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書のフォーマット

申請書を受け取ったら、窓口の人に聞きながら、氏名や住所、登録する原付バイクの情報(標識交付証明書に記載の内容)を記入していきましょう。

申請書の記入例はこちら。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書の記入例

①日付

原付バイクの廃車手続きを行う日付を記入します。

②所有者、使用者、届出者

所有者、使用者、届出者の欄には、自分(原付バイクを廃車にする人)の氏名、住所、生年月日、電話番号(携帯でも可)を記入し、押印します。

役所によっては「使用者と届出者の欄は「同上」と書いておいてもらえればOKですよ~」というところもありますが、それぞれの欄の内容が同じであっても、全ての欄に省略せず記入するのがベストです。

印鑑は、三文判や認印でOKです。

③申告の理由

申告の理由のところは、当てはまるところにチェックを入れましょう。

今回の場合、原付バイクを廃車にする予定ですので「廃車」というところに、チェックを入れておいてください。

④種類

種類の欄は、これから登録する原付バイクの排気量によってチェックするところが異なります。

50cc以下であれば左側の一番上に、51~90ccであれば左側の上から2番目に、91~125ccであれば左側の上から3番目にチェックを入れてください。

正確な排気量は標識交付証明書に記載されていますので、そちらを確認してみましょう。

⑤標識番号

標識番号のところには、標識交付証明書に書かれているナンバーの番号を書き写しておきましょう。

⑥廃車年月日

廃車年月日のところには、廃車にしたい日を記入していきます。

基本的には、廃車手続きを行う日と同じにしておけばOKです。

⑦主たる定地場

主たる定地場は左側に記入した住所と同じ場所で保管していた場合、「1」に◯をつけましょう。

⑧車名など

赤枠内は、標識交付証明書などに記載されている内容を、分かる範囲で記入しましょう。

わからないところは、空欄のままでOKです。

⑨標識返納の有無

標識返納の有無とは、ナンバーの返却があるかどうかということなので、「有」の方を◯しておきます。

⑩廃車証明書

廃車証明書が必要かどうかということについては、自賠責保険が残っている場合、その還付金を受け取るために廃車証明書が必要になりますので、「保険用」というところにチェックを入れておきましょう。

また、今後、この原付バイクを誰かに譲渡する(売却する)予定があり、その人がもう一度原付のナンバーを取得する可能性がある場合、「再登録用」の方にもチェックを入れておきましょう。

ここでチェックを入れた枚数分、廃車証明証が貰えることになります。

【STEP3】廃車証明書を受け取る

申請書に記入して5~10分ほど待つと、廃車証明書というものを受け取ることができます。

原付の廃車証明書のイラスト

廃車証明証の右側に譲渡証明書というものがくっついている場合があるのですが、これから原付を廃車にする場合は、そこに何も記入せず、そのまま保管しておけばOKです。

ちなみに、譲渡証明書に記入するのは、誰かに原付バイクを譲渡(売却)する場合で、その場合は赤枠内の部分に氏名や住所を記入し、押印し、原付バイク車両と共にその廃車証明書の原本を手渡してあげましょう。

そうしておけば、次に原付バイクを譲り受ける人側で原付バイクのナンバーの再登録をする際に、スムーズに登録手続きをすすめることができるようになります。

【STEP4】自賠責保険の還付を受ける

廃車した原付バイクに自賠責保険が残っている場合、残りの期間分の保険料を還付してもらうことができます。

自賠責保険証の下の方に記載の保険会社に廃車したことを伝えると、その後の手続の流れを説明してくれますので、それに従って手続きを進めていきましょう。

自賠責保険の還付を受ける際、先程申請しておいた廃車証明書が必要になりますので、捨てずに保管しておいてください。

通常であれば、申請後2~3週間ほどで指定の銀行口座に還付金が振込まれます。

自賠責保険の有効期間がまだ残っている場合は、この自賠責保険の還付手続きも忘れずにやっておきましょう。

お疲れさまでした。

これで、基本的な原付バイクの廃車手続きは完了です。

最後に一言

今回は、【廃車手続き】原付バイクの廃棄方法と処分費用(50~125cc編)についてお話しました。

はじめての人には原付きバイクの処分手続きは少し難しく感じるかもしれませんが、一つづつやることをこなしていけば、素人でもやり遂げることはできると思います。

もし、原付きバイクがまだ動く状態であったり、外見はそれなりにキレイだけど単に故障して動かなくなっているだけのような比較的良い状態である場合、廃車手続き前に買取査定をやってしまって、そこで値段がつくか、無料買い取りを行ってくれるのであれば、本体の引取だけではなく、廃車手続き作業も業者に任せてしまえることもあります。

ただし、稀に本体は無料引取りするけど、廃車手続き費用(3000~5000円程度)は頂きます的なことになる場合もありますが、そのようなケースの場合、この記事で紹介したように廃車手続きだけは自分でやってしまうという手もあります。

その辺りは業者とのやり取り次第でケースバイケースになりますので、一番条件の良い業者に引き渡すのがいいと思います。

ぜひ原付バイクを廃棄する際の参考にしてみてくださいね。

それでは!

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