【廃棄処分】オイルヒーターの3つの捨て方と売却のポイント

オイルヒーターを粗大ゴミとして回収してもらう

年配の人や赤ちゃんがいる家庭の人に人気なのが熱くなりすぎない安全なオイルヒーターです。

故障も少なく長いあいだ使えるというのも特徴一つなので、故障したから処分するというのはレアなケースでしょう。

ほとんどの場合、オイルヒーターはマイルドな温まり方なので、部屋があたたまるまでに時間がかかってしまったり、電気代が高かったりなど、故障以外のことが原因で捨てたいと思うようになるのではないでしょうか?

ただ、いざオイルヒーターを廃棄しようと思っても、どうやって捨てればいいのか分からず困ってしまうものと思います。

また、故障していなければ、廃棄処分ではなく売却するという手もあります。

そこで今回は、オイルヒーターを捨てる3つの方法と売却のポイントについて、詳しくお話していきます。

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【方法その1】地方自治体のゴミ回収で捨てる

オイルヒーターを捨てたいと思ったらまず調べておきたいのが、自分が住んでいる地域のゴミ回収でオイルヒーターを捨てられないかという方法です。

というのも、一般的にはオイルヒーターは粗大ゴミなどとして捨てられる地域がほとんどなのですが、稀に自治体で回収はできないという地域もあります。

ですので、まずは一旦、「○○市 オイルヒーター 捨て方」などと検索して、お住いの地域のゴミのルールを確認してみましょう。

粗大ゴミとして回収してくれる場合の例

大阪市のオイルヒーターのゴミ回収は粗大ゴミ

出典)大阪市:品目別収集区分一覧表

ただし、自治体のゴミ回収でオイルヒーターを捨てる場合の面倒なところは、上の例に記載されている通り中のオイルを抜いてから出す必要があるということです。

オイルヒーターのオイルの抜き方

オイルヒーターのパネル側下側にあるネジをプラスドライバーなどで外し、操作パネルを外しましょう。

オイルヒーターのパネル下のネジを外す

オイルヒーターのパネルを外したところ

パネルを開くとヒーター部に繋がる配線が見えてきますので、穴を開ける際にじゃまにならないように、それを取り外しておきます。

ヒーターの配線を取り外す

ヒーターの配線を取り外した後

あとは電動ドリルでヒーター部に穴を2~3箇所ほど開けていけば、オイルがトロッ、トロッと出てきます。

電動ドリルでオイルヒーターのオイルを抜く

最終的にはオイルヒーターを立てたり傾けたりして、中にあるオイルを完全に出し切ってしまいましょう。

抜いたオイルはトイレットペーパーなどに完全に染み込ませて、ビニール袋に2~3重に包み、燃えるゴミなどで出せばOKです。

オイルヒーターを粗大ゴミとして回収してもらう

オイルを抜いた後のオイルヒーターは適当に組み立てなおして、粗大ごみ回収シール(私たちの地域の場合はコンビニなどで購入可能、1枚200円)を貼り、庭先に出します。

オイルヒーターを粗大ゴミとして回収してもらう

あとは、回収シールに書かれている電話番号(粗大ゴミ収集センターなど)に電話すれば、後ほど指定した日に回収しに来てくれます。

このような感じで、多くの地域ではオイルヒーターを自治体のゴミ回収で引き取ってもらうにはオイルを抜いて粗大ゴミとして回収してもらわなければなりません。

ただ、地域によっては以下のようにオイルヒーターはゴミ回収してくれないという自治体もあります。

鈴鹿市 ごみ分別辞典

出典)鈴鹿市 ごみ分別辞典

このような場合、製造元にオイルヒーターの廃棄処分をお願いする必要があります。

【方法その2】メーカーに処分を依頼する

オイルヒーターの代表的なメーカーであるデロンギ(DeLonghi)などは、自治体などでオイルヒーターを捨てられない地域の人のために、メーカー独自の回収処分を行なっています。

ご愛顧いただいた製品の回収(リサイクル)をご希望のお客様は、お住いの地域の地方自治体へご相談ください。

地方自治体による回収が困難な場合、最寄りの運送会社様をご利用いただき、下記までお送りください。

送り先
〒311-0106 茨城県那珂市杉 603-1
株式会社近鉄ロジスティクス・システムズ 気付 デロンギ・ジャパン(株)
TEL:0120-804-280

※弊社にお送りいただく場合送料はお客さまの負担(元払い)となります。あらかじめご了承ください。元払いでお送りいただけない場合受け入れが出来ませんので何卒ご協力お願い致します。また、梱包や送り状に「再資源化」と明記してください。

弊社が再資源化費用を負担し、素材ごと分別、再資源化いたします。回収対象製品は弊社製品に限ります。

引用)【オイルヒーター】製品の回収について|DeLonghi

上記に記載の住所に元払い(ユーザーが送料を負担)することにより、オイルヒーターをメーカー側でリサイクル処分(処分料は基本無料、一部メーカーや機種によっては有料の場合もあるので要確認)してもらうことができます。

梱包は捨てるために送付するだけですので、緩衝材は使用せず、ダンボールなどで簡易梱包すればOKです。

オイルヒーターの下にダンボールを敷く

オイルヒーターの横にダンボールを入れる

オイルヒーターの周りをガムテープで固定する

オイルヒーターをダンボールで梱包

後は近所の運送会社(クロネコヤマトの宅急便や佐川急便など)に車で持ち込み、送り状の品物名を書く欄には「オイルヒーター(再資源化)」などを明記しましょう。

ここでのポイントは、オイルヒーターの場合、配送業者によっては「オイル(燃えるもの)が入っているから、配送できません」と窓口で断られてしまう事があるということです。

基本的には運送会社は「燃える可能性のあるものはNG(運送中に他の荷物に被害を与える影響があるため」という社内ルールがありますので、そのような対応をされてしまうことが良くあります。

ただ、オイルヒーターの中に入っている油は「難燃性」のものなので、担当の人の判断ではなく、上司に聞いたらOKだったとか、同じ宅配業者でも営業所を変えれば送ることができたり、同じ営業所でも担当の人が違えば送れたりなど、最終的には配送OKとなる事がほとんどです。

というのも、オイルヒーターはネットショッピングなどで購入したものを宅配業者が普通に配達しています。

オイル漏れなどがない場合は、基本的には配送してもらえる商品なので、この辺りは臨機応変に業者と交渉してみてください。

なお、送料については、オイルヒーターの大きさやどこから発送するのかによって料金が違ってきますが、おおよそ1000~2000円ぐらいの送料になってしまうと思います。

発送するための梱包や発送の手続き、送料など、メーカーに処分してもらうためには、結構大変なのですが、こういった方法でも処分することが可能ですので、こういった方法もあるということを知っておきましょう。

自治体でもメーカーでも回収してもらえない場合

実際のところ、デロンギ以外のオイルヒーターのメーカーで回収処分を行っているところは殆どありません。

では、自治体やメーカーでも回収処分をしてもらえな場合どうすればいいのかというと、①オイルヒーターのオイルを抜く、②スクラップ屋さんに持ち込み処分してもらうという方法となります。

スクラップ屋さんは、持ち込まれたものを分別してそれを資源として売却することで利益を得ていますが、オイルヒーターの場合、オイルが付着していたりすることもあり、資源として買取ってもらえるケースはあまりなく、無料引取りでも良い条件だという認識を持っておきましょう。

ただし、処分費用を請求される場合もありますので、そのような場合は何軒か回ってみて相見積もりを取るのも一つの手です。

処分費用には相場があってないようなものなので、どの屑鉄屋さんで廃棄してもらうのか、自分自身で判断していく必要がありますね。

廃品回収業者を利用する場合の注意点

軽トラなどでその辺りをウロウロしている廃品回収業者などを利用するというのも一つの手です。

その場でオイルヒーターを回収してくれるので、梱包などの手間もなく、手っ取り早くオイルヒーターを処分することができるでしょう。

ただし、稀に高額な処分料(3000~5000円)を請求されたり、引き取ったオイルヒーターを山中などに不法投棄されたりする場合もあります。

例えば、以下のような業者は要注意です。

  • 事業所の所在地を言わない、名刺を渡さない(産業廃棄物処理の免許を持っていない可能性がある)
  • 見積もりを出さないまま、勝手に作業を開始する
  • 後からオプション作業などを名目に費用を追加してくる
  • レシート(明細書など)を渡さない

廃品回収業者を利用する場合は、怪しい点があれば回収を断ることも視野に入れて、しっかりとした業者なのかどうかを見極めてから利用するようにしていきましょう。

【方法その3】オイルヒーターを売却処分する

オイルヒーターはリサイクルショップやネットなどで売却処分することも可能です。

リサイクルショップの場合、購入時の価格が10万円弱するようなものであれば、1万円以上の買取価格になることもありますが、それ以外の場合は1000~2000円程度の査定となると思っておきましょう。

ただし、故障しているものや製造されてから10年が経過しているものの場合、リサイクルショップでは買い取りしてもらえませんので、リサイクルショップに持ち込む前に動作確認や製造年月日のチェックなどをしておきましょう。

製造年月日のチェック方法についてですが、日本製のオイルヒーターの場合、シールなどで「2013年製」などと書かれていたり、電源コードの部分に年号が書かれていたりするので分かりやすいと思います。

電源コードから家電の製造年を確認する

ですが、デロンギ製のオイルヒーターにはそのような表記はない(メーカーに問い合わせても答えてもらえない場合が多い)ため、Wikipediaなどに記載の年式を調べる程度しかできません。

>>デロンギのオイルヒーター一覧|Wikipedia

実は、オイルヒーターの製造年月日が分からないというのは私たちユーザー側だけではなくリサイクルショップ側も同様で、買い取りの査定でもネットでユーザーの書き込みを調べたりして、おおよその年式を推定しています。

明らかに製造されてから10年を経過していないと判断できるものであれば、リサイクルショップに持ち込む価値はあると思います。

ちなみに、私が以前オイルヒーター(製造から6~7年が経過したもの)をリサイクルショップで売却した時、オシャレな雰囲気のリサイクルショップでは「暖房器具は購入から5年以内のものしか買い取りできません。」と断られましたが、最終的にはジャンク品などを取り扱っているようなお店では500円で買い取ってもらうことができました。

オイルヒーターをリサイクルショップで買取

また、少しハードルは高くなりますが、ヤフオクやメルカリなどのネットオークションやフリマアプリを使って売却することも可能です。

売却価格の相場については、ヤフオクやメルカリなどの過去の価格を調べれば大体分かってきますが、一般的なスペックのオイルヒーターの場合、送料込で5000円前後の価格になっていることが多いようです。

ネットオークション等で売却すれば、リサイクルショップよりは多少高い値段で売却することができますが、出品や梱包、発送の手間を考えると、リサイクルショップで買い取ってもらうほうがいいかもしれません。

オイルヒーターの場合は、車がないとリサイクルショップなどまで持っていくことができませんが、最近では宅配買取というサービス(電話で査定見積もり後、宅急便で商品を送るというもの)も増えてきていています。

車などを持っていないため自宅からオイルヒーターを持ち出すのが難しい場合は、このようなサービスを利用してもいいでしょう。

最後に一言

今回は、【廃棄処分】オイルヒーターの3つの捨て方と売却のポイントについてお話しました。

オイルヒーターは製品の中にオイルが入っていることから、廃棄処分する際に手間がかかってしまいます。

ですので、故障していない場合はリサイクルショップで買い取ってもらう方が楽ですし、処分料や送料を払わなくて済むだけでなく、少しかもしれませんが売却することによってお金を受け取ることができます。

オイルヒーターは重たいものですので車がないと運ぶのは難しいでしょうし、そのような場合はネットオークションやフリマアプリなどで売却して、宅急便で引取配送してもらうというのも一つの手ですよ。

それでは!

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