【冷えない動かない】冷蔵庫の故障でやってはいけない2つのこと

冷蔵庫の扉を開ける

冷蔵庫の中が冷えていない・・・。

故障して動かなくなってしまっているみたい・・・。

毎日使っている冷蔵庫が急に故障してしまうと本当に困ってしまいますよね。

冷蔵庫の中には冷やしておかないとすぐにダメになるようなものがたくさん入っているので、とにかく早く冷蔵庫を動かしたいと気持ちが焦ってしまうことと思います。

ですが、冷蔵庫が故障した際に良かれと思ってやったこと(コンセントを抜き差しするなど)が、逆に冷蔵庫の故障の原因となってしまって修理箇所を増やしてしまう(費用がかさんでしまう)結果を招いてしまったり、修理後の状態(冷却性能や庫内のニオイなど)に悪影響を及ぼしてしまう事があることも事実です。

そこで今回は、冷蔵庫が故障した際にやってはいけないことについて、詳しくお話していきます。

【その1】冷蔵庫のコンセントを短時間に何度も抜き差ししない

冷蔵庫が故障した際に多くの人がまずやってみることと言えば、冷蔵庫をリセットするためにコンセントを一度抜いて、もう一度電源を入れ直してみるということではないでしょうか?

というのも、最近の冷蔵庫は稀に何らかのエラーで冷蔵庫がストップしてしまったとしても、一度電源を抜き差ししてリセットすれば、冷蔵庫が復び動き出すケースも実際にはたくさんあるからです。

プラグの抜き差しで直るのは、電源リセットと言って基板上のマイコンの暴走(バグ)が原因です。電源リセットで一時的に直り再び故障する場合とこのまま寿命まで何も無く使える場合の二通りあります。しばらく様子をみてまた同じ症状が何度も続くなら買い替えを視野に入れて考えた方が良いです。

引用)冷蔵庫が壊れたのですが、復活しました。|Yahoo!知恵袋

メーカーに連絡前にコンセントを抜き差してリセットされては如何でしょか?食材が痛む前に回復すれば良し、サービス担当者に確認してもらい対応して頂ければ良いと思います。

引用)インテリジェント真空保存 真空チルドi R-B5700|価格.com

ここで注意しなければならないことは、冷蔵庫のコンセントを頻繁に何度も何度も抜き差ししてしまうと電源基板に負荷をかけてしまい、それによって本来の故障の原因ではなかった電源基板まで壊してしまう恐れがあるということです。

電源基板が故障しているという話しになった時、技術員から原因の一つとして、「コンセントの抜き差しを頻繁に行ったからかもしれない」と言われました。

引用)東芝の冷蔵庫が壊れたので、故障の症状、対処したことや行ったことをまとめてみました!|Love Wife Life

ただし、故障が分かってから一度だけ電源を抜き差しするぐらいであれば問題にはなりません。

たまに耳にする話として、「冷蔵庫の冷却機の保護のためにコンセントを抜いた後、10分ぐらい待ってから電源を入れ直さなければならない」ということが言われていますが、基本的には冷蔵庫の電源を抜いた直後に再度電源を入れても、冷却機(圧縮機)の保護回路が自動的に作動し、数分後に自動復旧する仕組みになっているので、コンセントを抜いた後すぐにコンセントを挿し直してもOKです。

冷蔵庫が冷えない動かないという症状が出た場合、まずは一度だけコンセントの抜き差しを行ってみて、冷蔵庫が復旧するかどうかを確認してみると良いでしょう。

【その2】冷蔵庫内に食品を入れたままにしない

冷蔵庫が故障して冷えなくなってしまった時、冷蔵庫内にはまだ沢山の食品が入っていることと思います。

冷蔵庫が冷えない動かないという故障の修理は、先程お話したコンセントの抜き差しで治る方法を除いて、早くて2~3日、遅い場合だと10日以上も修理に時間がかかってしまうようなものになります。

ここで知っておきたいこととして、冷蔵庫内の温度が維持されるのは停電などの場合で扉の開け閉めがないという条件で、庫内温度が低い冷凍庫(ー19℃前後)の場合が2~3時間、冷蔵庫(約2~6℃)の場合でも3~4時間程度が限度だということです。

詳しいことについては、北九州市が停電が発生した場合における冷蔵庫と冷凍庫内の温度変化について検証した結果が以下のページに記載されていますので、興味のある方はそちらのページを見てみるといいでしょう。

>>計画停電における食品等の温度管理について|北九州市

上記の内容からも分かる通り、冷蔵庫が故障してしまった場合、保冷剤なしでは冷蔵庫、冷凍庫内の温度が数時間のうちに上昇していってしまいます。

腐らせたくないものがある場合、なるべく早く氷や保冷剤などを冷蔵庫や冷凍庫に入れ、以降は扉の開け締めをできる限りしないような工夫をしておきましょう。

低温管理しなければならない高価な化粧品や医薬品などがある場合は、保冷剤を入れたクーラーボックスなどに移しておくというのもありだと思います。

クーラーボックスと氷

このように冷蔵庫よりこない容積の小さいクーラーボックスを利用すれば、一日に一度の氷の取り替えは必要ですが、必要最低限のものを冷やしておくことができるようになります。

ただし、このような氷を入れたクーラーボックスで冷やしておくことができるのは冷蔵庫に入っていたものだけとなります。

冷凍庫で凍らしていたもの(-18℃前後で保存しなければならない)はいくら氷を入れておいたとしてもクーラーボックスの中を0~1℃のレベルを保つのがやっとですので、思い切って捨ててしまうか、その日のうちに食べてしまうことをおすすめします。

冷凍食品の品温は、日本の食品衛生法では、微生物が増殖できない-15℃以下にすることが定められています。更に、行政と業界団体により、生産・流通・販売の各段階で、微生物の繁殖を抑えると同時に、食品の酸化や酵素反応などによる品質変化を抑制して、品質を長時間にわたって保持するため、-18℃以下にすることが定められています。

出典)冷凍食品の保存温度はどうして-18℃以下なのですか?|冷凍食品エフエフプレス

ちなみに我が家の冷蔵庫が故障した際は、ゴミ袋3枚分の食品を破棄しなければなリマセンでした。

なお、このように冷蔵庫が故障した際の食品に対する保証は、メーカー保証などの対象外となることがほとんどです。

冷蔵庫故障の際の食品は保証されない

出典)取扱説明書|TOSHIBA

食品を捨ててしまうのはもったいない気がしますが、冷蔵庫の中で食品が腐ってしまうと、冷蔵庫を修理した後もその腐った臭がなかなか取れません。

というのも、冷蔵庫の庫内奥では熱交換器と呼ばれる冷蔵庫内の温度を下げるためのパーツが取り付けられていて、そこにはたくさんの露や霜などという形で水分が溜まっています。

庫内の温度が上がり、庫内に保管していたものが腐ってしまうと、冷蔵庫内の奥にあるダクトや熱交換器の部分も汚れて(カビが生えて)しまい、そこにニオイが定着してしまいます。

この熱交換器は冷蔵庫を解体しないと見えてこないところに設置されているため掃除することは難しく、ここにカビが繁殖してしまうともうどうしようもなくなってしまいます。

このような理由から冷蔵庫が壊れた場合はすぐに冷蔵庫の中の食品を取り出して、冷蔵庫の中を清潔な状態にしておき、可能であれば冷蔵庫のコンセントを抜き、冷蔵庫の扉を全て開けっ放しにし、庫内の湿度を下げカビが生えてしまわないようにしましょう。

冷蔵庫の扉を開ける

こうすることによって、修理後も庫内のニオイのない清潔な冷蔵庫として使えるようになります。

最後に一言

今回は、【冷えない動かない】冷蔵庫の故障でやってはいけない2つのことについてお話しました。

冷蔵庫が故障してしまうと気が動転してしまいますが、一旦落ち着いて、1度だけ冷蔵庫のコンセントを抜き差ししてみてください。

もし、それで復旧しなければ冷蔵庫の中身は思い切って片付けてしまって修理するか、新しい冷蔵庫に買い換えるか検討していきましょう。

それでは!

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