【廃棄費用節約】使い終わった廃タイヤの処分方法と引き取り料金の相場

タイヤの処分方法と廃棄費用の相場

タイヤ交換を自分でやり始めた人が困ってしまうことといえば、使い終わったタイヤやアルミホイールをどうやって処分すればいいのかということではないでしょうか?

というのも、ほとんどの自治体ではゴミ回収で車のタイヤを回収してくれない事が多いからです。

では一体使い終わったタイヤはどこで捨てればいいのでしょうか?

一般的に自動車のタイヤはガソリンスタンドやカー用品店などタイヤ販売やタイヤ交換サービスを行なっているお店に持ち込めば1本あたり300~500円程度で引き取ってくれます。

また、ある程度のまとまった本数のタイヤがある場合、1本あたりの処分料金が50円程度になったり、近くに廃タイヤを燃料として使っている銭湯等がある場合は、廃タイヤを無料で引き取ってもらうこともできたりします。

そこで今回は、使用済みの自動車タイヤを廃棄処分する具体的な方法から処分費用の節約テクニックなどについて、詳しくお話していきます。

タイヤを引き取ってくれるところが少ない理由

タイヤを捨てようと思った時に真っ先に思いつくのが、市などの自治体が行っているゴミ収集車などによるゴミの日のゴミ回収(粗大ゴミなど)や、軽トラなどでその辺を回っている無料の廃品回収です。

ただ、実際に問い合わせてみると分かるのですが、どちらともタイヤは回収してくれませんでした。

その理由は意外にも、廃タイヤは「捨てるもの」ではなく「リサイクルするもの」だからなのです。

実は使用済みタイヤは既に90%を超える割合でリサイクルされています。

廃タイヤのリサイクル率

出典)第28回 役目を終えたタイヤは…? タイヤのリサイクル|TOYO TIRES

ただ、タイヤのリサイクルは複雑なため、市のごみ処理施設(焼却処分、埋立処分)などでは対応することができていないというのが現状となっています。

なお、廃タイヤが一体何にリサイクルされているのかということについては、こちらのグラフが参考になるでしょう。

廃タイヤのリサイクル先

出典)廃タイヤ(使用済みタイヤ)のリサイクル状況|一般社団法人日本自動車タイヤ協会

どこでタイヤを引き取ってもらえばいいのか?

ここからが本題ですが、では私たちは一体どこでタイヤを引き取ってもらえばいいのでしょうか?

その答えは、下記の廃タイヤのリサイクル経路を見るとよくわかります。

出典)廃タイヤの適正処理について – 日本自動車タイヤ協会

この図を見ると分かる通り、使用後のタイヤは左上の方にある「一般消費者(私たち)」から「タイヤ販売店※」に引き取ってもらう形になっています。

ここで※になっているタイヤ販売店とは、タイヤの販売を業としている者のことをいいます。

※タイヤ販売店

  • タイヤ販売会社
  • タイヤ専業店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • カーディーラー
  • 整備工場    など

ですので、使い終わったタイヤを処分したい場合は、上記の場所に持っていけば基本的に引き取ってもらうことができるということがわかります。

いくらでタイヤを引き取ってもらえるのか?

タイヤの処分方法と廃棄費用の相場

ここで重要なのは、では一体いくらでタイヤを処分してもらえるのかということだと思います。

ずばり言うと、上で紹介したようなお店に素人がタイヤを持ち込み処分するような場合、廃タイヤ(黒色のゴムの部分のみ)の処分費用の相場は、一般的な車のサイズのもので約300~500円/本、RV車等のタイヤは800~1000円/本が相場です。

私の場合は近所のフルサービスのガソリンスタンドを利用することが多いのですが、ガソリンを入れるタイミングで「トランクに積んであるタイヤを引き取ってもらえませんか?」という感じでお願いしています。

ここで知っておきたいことは、廃タイヤ処分料は同じ系列のお店でもタイヤの引取価格が違います。

例えば、同じガソリンスタンドの系列店でも、下記のような感じでタイヤの処分料は300円/本と500円/本という感じでかなり処分費用に差が出てきます。

タイヤ処分料が約300円/本のケース

廃タイヤの処分料が300円/本のお店

このお店の場合、下の方に記載の古タイヤ処理料の単価は324円/本となっています。

タイヤ処分料が約500円/本のケース

廃タイヤの処分料が500円/本のお店の領収書

このお店の場合、廃タイヤの処分を10本お願いして合計額が5400円(作業料として記載)ということから、廃タイヤの処分単価は540円/本ということになります。

このような感じで、同じ系列店でも処分費用に結構な差が出てくることがありますので、何軒かお店を回ってみて一番安く処理してくれるお店を見つけ、そこに依頼していくという流れで処分していくのがいいでしょう。

タイヤの処分費用を格段に安くする方法について

この他に、まとまった本数の廃タイヤがある場合(車を複数台所有している、サーキット走行のため廃タイヤがたくさん出るような場合など)は、先ほどお話したようなお店(タイヤショップやガソリンスタンド、カー用品店など)ではなく、廃タイヤの処理業者に直接持込むことで費用を格段に安くすることができます。

例えば、以下の業者に30本以上の廃タイヤを持ち込んだ場合、1本あたりの処分費用は50円程度になります。

廃タイヤの処分費用の例

出典)廃タイヤ持ち込み処理費用 |株式会社宝商事(岐阜県羽島市)

仮に30本のタイヤを普通に処分(300円/本)すれば9万円になりますが、このようなタイヤ処分業者に依頼すると、1万5千円程で30本のタイヤを処分することが可能です。

ただし、タイヤを運搬する車がミニバンなどの場合、廃タイヤを30本も積むことができません(下記の写真で12本)。

ミニバンに廃タイヤを積載

ミニバンなどでは15本ぐらいが限界だと思いますので、まとまった数の廃タイヤを運搬する場合はトラックなどで搬送する必要があります。

この他にも廃タイヤをボイラーの燃料として活用している銭湯(裏に廃タイヤの山があるような場合、でタイヤを引き取ってもらう(無料、または1円/本で買い取ってもらう事が多い)ことも可能です。

ちなみに、北海道など北陸の一部地域では、廃タイヤを各家庭の暖房のボイラー燃料として使うことも可能な地域があったりもします。

このような感じで、少し工夫をすればタイヤの処分費用を大幅に抑えることも可能ですので、是非参考にしてみてください。

ホイール付きのタイヤを処分する場合

ホイール付きのタイヤの処分費用

ホイール付きのタイヤを処分する場合の費用は、意外にもタイヤだけの場合と同額(250~500円)になることが多いです。

というのも、例えホイールが再販できないぐらいボロボロで傷だらけだとしても、アルミや鉄は再利用されやすい資源ですので、くず鉄業者などに売り渡すことができるからです。

実際に私のケースだと、かなりボロボロなホイール付きのタイヤを車に乗せてオートバックスに持ち込み、「ホイール付きのタイヤを処分したいのですが・・・」と言うと、タイヤだけの処分費用で引き取ってもらうことができました。

ホイールからタイヤを外してもらって、タイヤだけを処分してもらう(ホイールは持ち帰りする)場合

タイヤの取り外した終わった後

タイヤにホイールがついている状態のものを、タイヤだけ外して処分して欲しい(ホイールは持ち帰りたい)とお願いした場合、ほとんどのお店ではホイールからタイヤを取り外すための工賃(約500円/本)も追加で必要になってきます。

この場合、1本のタイヤを捨てるために750~1000円ぐらいの費用が必要となります。

ホイールのみ処分する場合

アルミホイールを8本13430円で買い取り

タイヤが付いていないホイールのみを処分する場合は、鉄屑屋さんに持ち込めば資源としてホイールを資源として買い取ってもらうことができます。

買取価格としては、スチールホイールで約10~15円/kg、アルミホイールだと約150~180円/kgという感じです。

例えば、実際にアルミホイール(1本10kg)の物を2台分(8本)買い取ってもらった時の話をすると、この時のアルミ買取価格が170円、重量が合計で79kg(上のような秤ではかる)ということだったで、買取金額は13430円ということになりました。

アルミホイールの買い取り領収書

ただ、タイヤが付いた状態だと逆に処分料を支払わなければならなかったり、引き取ってもらうことができないという事もあったりしますので、注意してくださいね。

最後に一言

今回は、使い終わったタイヤの廃棄処分方法と引き取り料金の相場についてお話しました。

廃タイヤは普通のゴミと違ってゴミ回収に出すことができないため、お店などに持ち込んで引き取って貰う必要があります。

タイヤをお店に持ち込む時間がなかなかとれなかったり、タイヤを積んで車を汚したくな異様な場合、廃品回収業者に自宅まで引き取りに来てもらうのも一つの手でしょう。

その場合の廃棄費用の相場としてはタイヤ4本で5000~7000円程度となり、自分で持ち込むより割高になってしまいますが、自宅まで引き取りに来てくれるので手間はかかりません。

労力や予算などを考え、自分にあった形でタイヤを処分してください。

それでは!

タイトルとURLをコピーしました